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少子化なのに小学校が増えた

22日から25日まで鹿児島に帰省しております。

弟がこのタイミングで帰るとのことだったので、せっかくなので合わせました。

4人で揃うのは何年かぶりです^^

実家の周りの変化

実家に帰って驚いたのが、実家の周りに新しい家とマンションなどが立ち並んでいたこと。

地価も上がっていっているらしく、父が「固定資産税が、、」と嘆いていました^^;

なんでこうなったかというと、私の実家がある市に、大きなショッピングモールが出来たからです。

このショッピングモールのおかげで、(固定資産税は上がりましたが笑)実家は大助かり。

というのも、このショッピングモールがかなりバリアフリーな施設になっていて、片麻痺で車椅子で移動しなければならない母でも移動がとてもしやすいんですね。

障害者用の駐車場も多いし、施設内の通路も広い、多目的トイレももちろんちゃんとある。

そしてモール内になんでも揃っている。

なんてありがたいのか。。

モール>商店街

両親が話していた言葉で印象的だったのが、「もう天文館はダメだよね」という一言。

天文館は、鹿児島で一番有名な商店街です。

2人の会話を聞いて、悲しいけれど、今後は

モール>商店街

になっていくのかもしれないなと感じました。

正直なところ、商店街をたくさん歩いて移動するというのが、母と父には難しい。

商店街を周ろうと思ったら、ところどころ段差もあるし、お店によってバリアフリーになっているか、そうでないのか分からない

特にお手洗いは気になる。

なにせ、以前ある居酒屋さんに「車椅子で行きますが大丈夫ですか、トイレは入れますか」と確認して行ったにも関わらず、実際は車椅子では無理なお店だったりもしたので。

対してショッピングモールなら、1箇所になんでも集まっている(映画館もレストランもお店も)し、何よりも全てがバリアフリーになっているという安心感があります。

これってものすごく大きいんですよね。。

今後高齢者が増えていく鹿児島では、このままだと商店街で買い物をする人はどんどん減っていくかもしれません。

バリアフリーな設備やサービスの充実は、集客のために必須になっていくのではないかなと思います。

子どもが減っている時代に小学校が増設

さらに驚いたのが、なんとショッピングモールが出来てからというものの、鹿児島市内からこちらに移り住む人が増え、

結果この少子化の時代に小学校が増設されたそうなのです。

びっくり。。。

住む人が増えれば税収も増えるわけで、モールができることでその地域に与える影響ってめちゃくちゃ大きいなと思いました。

人のニーズを満たして雇用を生むことの大切さ

モールができると、それだけでおそらく500人以上の新しい雇用が生まれます。

そして住む人が増えればモールの周りにもいろんなお店が出来てくるはずなのでそこでも雇用が生まれます。

それってすごいことだなぁと思うのです。

お客さんが喜び、その結果会社が儲かり、雇用が生まれ、地域の活性化につながる。

ああ、ビジネスってこういうことだよなぁと妙に腹落ちしました。

ABOUT ME
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寺田 彩乃
オフィスしやすく代表|大阪教育大学でデザインと教育について学ぶ→デザインに7年・マーケティングに4年従事→独立|生きやすい世界をデザインする