はじめまして。寺田彩乃と申します。
突然ですが、小学校の頃、休み時間に外で遊ばず、一人で絵を描いているような子がクラスに1人はいませんでしたか?
私はまさにそのタイプの子どもで、運動が苦手で、とにかく絵ばかりを描いていました。
愛読書は「りぼん」と「なかよし」(あと弟もいたのでジャンプも読んでました)。
「セーラームーン」や「神風怪盗ジャンヌ」のキャラクターや、そこからインスピレーションを受けたオリジナルのキャラクターを描いたりしていました。
そんな内気な子どもでしたが、不思議と一人ぽっちになることはありませんでした。
絵を描いている私に、「上手だね!」「今度は、このキャラを描いて!」と話しかけてくれる子がいてくれたからです。
この頃からずっと、私にとって「絵」は人と自分をつなぐツールでした。
佐藤可士和さんに憧れ、、
中学の頃には漠然と、「絵に関わる仕事がしたいな」と思うようになり、高校生の頃に佐藤可士和さんのことをテレビで知ってから、デザインやアートディレクションとう仕事に興味を持つようになりました。
そして医者か薬剤師になってほしいという親の勧めを断り、大学はデザインを学びに芸術専攻の美術コースに進学。
大学卒業後、インターン先のデザイン会社に就職しました。
念願だったデザインの仕事ですが、、
デザインの仕事はやりがいがありとても楽しかったのですが、ECサイトのデザインに携わってからWebマーケティングに興味を持ち始めました。
デザインだけではクライアントの課題を解決できない、、と感じ始めたからです。
「デザインだけではなくもっと上流から関わり、結果にコミットした仕事をしたい。」
思い立ったが吉日タイプの私は、転職活動をし、運よく未経験ながらも不動産会社のマーケティングの部署に転職することができました。
「あいつに任せると数字が上がる」
転職後、片っ端からWebマーケティングの本やブログを読み漁り、毎日アナリティクスの管理画面とにらめっこして、ABテストやWebサイトの改善を行いました。
自分の施策次第で次々と結果が変わるWebマーケティングはまるでゲームのようでとても面白く、毎日が刺激的でした。
そして、ホームページの反応率が2倍、3倍と改善されるうちに、「あいつに任せると数字が上がる」という話が社内で広まり、Webだけではなくチラシ等のオフライン戦略や、会社全体のブランディングにも関わらせてもらうようになりました。
マーケティングの面白さに目覚めた私でしたが、その会社での成長に頭打ちを感じ、更にもっと広範囲で結果にコミットした仕事に関わりたいと考え、経営戦略とマーケティングのコンサルティングを行う会社に転職しました。
私の人生をかけてやりたいことは?
3社目の会社は「経営者の信念に基づいたポジショニングを行う」ことを強みとした会社だったため、仕事をしながら多くの「信念」を持った経営者の方々にお会いする機会がありました。
そんな環境に置かれ、自然と自分自身の信念についても突き詰めて考えるようになりました。
私の信念は、なんなのか。。
私が人生をかけてやりたいことは?
そして考えに考えた末、ずっと世の中に対して抱いていた「違和感」・「怒り」に、ビジネスを通して向き合うことを決心し、独立しました。
生きにくさとの戦いだった25年間
私の仕事の経歴だけを見ると、自分の好きなこと、興味のあることにどんどん挑戦し、順風満帆な人生のように見えるかもしれません。
しかし、私の人生は「生きにくさ」との戦いでした。
中学〜高校にかけて母親のアルコール依存が重症化し、それが原因で家庭が崩壊。
そのストレスから、高校生の時にメンタルの病気になりました。
現役での受験にも失敗。
浪人時代には体重は30kg代まで落ち、外に出るとパニックになるため、家に引きこもっていた時期もありました。
大学に入り症状が緩和した後も、ずっと、慢性的な不安感に襲われていました。
母親から言われた「あんたが生まれなければよかった」という言葉が、ずっと呪いのように心に重くのしかかっていたのです。
そんな私が唯一不安を感じずに居られた場所、それが「仕事」でした。
仕事は、「成果物」や「結果」さえ出せば、必ず評価されます。
家庭の「愛」という見えないふわふわとしたものよりも、ずっと明確で、「信じられるもの」だと思えたのです。
仕事にのめり込んでいたのはそういった背景がありました。
年間200冊の読書は無駄?
仕事をしながらもずっと、自分の心の問題を解決するために、メンタルや自己啓発に関わる本をひたすら読み漁っていました。
おそらく年間200冊以上は本を読んでいたと思います。
とにかくどうにかしてこの苦しさから解放されたい!という一心でした。
しかし、最初の頃は読んでもあまり自分の心に変化が現れませんでした。
「書いてあることは分かるんだけどさ。」
「そう思えてたら今こうなってないんだよね。」
「そういう風に思えないから困っているんだけど、その方法は教えてくれないの?」
本に書いてあることができない自分が嫌になり、余計に病むという本末転倒なことになりかけていました。
しかし、ある時メンタルを安定させる「コツ」を見つけることができました。
それは「デザイナー」だからこそ、見つけられた「コツ」でした。
やっとつかんだ改善のコツ
やっと見つけたメンタル改善の「コツ」、それは「ビジュアル化」でした。
「ビジュアル化」には、二つの効果があります。
一つはなんと言っても「分かりやすい」こと
もう一つは、「感情」を変化させることができることです。
私は「デザインの技術」を使って、
自分の心を「ビジュアル化」する
独自のメンタルケアメソッドを開発しました。
すると、どんどんとメンタルが改善していったのです。
この世の「生きにくさ」を無くしたい
私は、自分と同じような「生きにくさ」を感じている人に、このメソッドを伝えていきたいと考えています。
そして、私と同じように、自身の原体験から、「〜しにくいものを、〜しやすくしたい」という想いでビジネスをしている方々のサポートもしていきたい。
そうすることで、この世からいろんな種類の「生きにくさ」を無くし、全ての人が笑顔でいられる優しい世界をつくりたい。
そんな想いで、私は「オフィスしやすく」を立ち上げ、事業を開始しました。
オフィスしやすく 代表 寺田 彩乃
- 1989年1月3日生まれ
- 鹿児島県出身
- 大阪教育大学 教養学科 芸術専攻卒業
- 好きな食べ物&飲み物はタルト、和菓子、ほうじ茶
- 嫌いな食べ物&飲み物はモツ、アルコール、子持ちししゃも
- 二次元大好き、一番好きなキャラクターは聖川真斗様
- 小説は日常ミステリーもの(人が死なないミステリー)が好き(作家だと坂木司さん、はやみねかおるさん)
- 音楽が大好きで、一番好きなのはBUMP OF CHICKEN
- カラオケも大好きで一人カラオケにもよく行く