今日から、自分のブログに記事を書いていこうと思います。
最近、デザイナー養成講座の受講生さんに、自分のお客さまからのお仕事をお願いすることがあったのですが、
その際私のチェックを通したにも関わらず、お客さまから修正を依頼されるということがありました。
受講生さんのデザインが悪かったわけではありません。
お客さまの要望を私が受講生さんにお伝えしきれていなかったこと、
そして私の確認不足が原因です(猛省)。
今回どんな修正依頼だったかというと、「背景に使っている画像がいかにも素材っぽくて安っぽいので差し替えてほしい」という内容でした。
確かに、無料の素材サイトの素材を使っていたのです。
そこで、お客さまにお願いして有料の素材をご提供いただき、受講生さんにはその素材を使って差し替えをしてもらうことにしました。
お客さまには3種類いる
お客さまには大きく分けると3種類のタイプがいらっしゃいます。
- 安く済ませてほしいタイプ(こだわりなし)
- 安く済ませてほしいタイプ(こだわりあり)
- 金額はかかっても良いから質を求めるタイプ(こだわりあり)
今回のお客さまは③のタイプだったのに、①の作り方で作ってしまっていたんですね。
お客さまに合わせることの重要性
あるお客さまにとっては正解なことでも、また別のお客さまにとっては正解ではないことが沢山あります。
今回は、「安っぽいのはNG」ということでの修正でしたが、
これが①のお客さまに対して③で提案してしまうと、「勝手なことをしないでくれ」と言われてしまうこともあります。
お客さまがどんな結果を望んでいるのか、に合わせて、提案する内容は変えていかなければいけません。
そしてどんなお客さまにはどのようなものが適切か、というのは、いろんなお客さまと接していく中で経験を積んでノウハウを溜めていく必要があります。
一人ではなく仲間と仕事をしていく
私は今回の失敗を、早速デザイナー養成講座の修了生たちが参加するコミュニティで共有しました。
失敗も、成功も、自分一人で経験できることは限られています。
ですから、同業種同士で、
「こういうお客さまにはこういった方法でお伝えする方が伝わりやすいよ」
「こういった悩みのあるお客さまにはこういう提案が喜んでもらえたよ」
「最初の提案が通らずにこういった修正をしたら通ったので、こういうケースの場合はこっちの方法の方が良いかもしれない」
など、成功事例も失敗事例も両方共有し合い、どういった場合にどのように行動するべきかの判断材料を蓄積していくことが重要だと考えているからです。
今後も、失敗を自分一人のものとして終わらせるのではなく、自分が失敗したことで他の人は失敗しなくて済むように、小さいものから大きいものまで全て共有していきたいと考えています。
今日も良い1日を^^