NewsPicks(ニュースアプリ)で、面白そうな記事を見つけました。
なんでも、日本のカプセルホテルに着想を得た省スペースなホテルが、世界でブームになっているそうなのです。
【急成長】日本発祥の「マイクロホテル」が世界的ブーム
マイクロホテルはニューヨークやロンドン、パリといった物価の高い大都市によく見られるが、それ以外の地域にも着々と広がっている。
あるホテル専門家に言わせれば、その室内は「平方インチ単位」でぎりぎりまで面積を削られている。標準的な都市部のホテルの約半分、あるいはそれ以下の広さだ。家具類はたいてい折り畳み式か可動式で、バスルームにはシャワーとトイレしかない。壁掛けテレビも省スペース化に貢献している。
その一方で、宿泊費は標準的なホテルよりかなり安い。マリオット傘下にある「モクシー・ホテル(Moxy Hotels)」の場合、アメリカ国内では1泊159ドルから宿泊できる。
内装のベースになっているのは日本のカプセルホテルと、飛行機のファーストクラス席だ。いまやマイクロホテルは、世界中で急増している。
日本は土地が狭いので、それに適応するためにホテルも独自の方向に進化してきました。
それが今、世界で真似され始めていると。。!
「土地が狭い」というのは一見「弱み」ですが、独自のノウハウが生み出されるという点で「強み」になるんだなと言うのを感じました。
この話を聞いて思い出したのが、シリコンバレーで、リモートコミュニケーションツール(チャットワークやスラック)がなぜ発展したのか?と言う話。
狭いのも大変だけど広いのも大変
なんでも、シリコンバレーは土地がとっても広いので、オフィスからオフィスまでの距離が遠く、車に乗って2〜30分は移動しないといけない距離なのだそうです。
なので、隣の会社に移動するのにもかなり時間がかかるから、もはやそれら(チャットワークやスラック)を使わないという選択肢がない、のだそうです。
日本だと、土地が狭い分むしろ直接言って話した方が早い!と言うことも多く、そのため海外よりもそう言ったツールが必須にならない、、とのことでした。
つまり、広い土地、というのはある部分では短所でもあり、しかしその短所を活かしたことで良いサービスができ、それが広まる速度も早かった。。ということ。
日本のカプセルホテルと真逆の現象です。
弱みをどう強みに転換させるか?
これらはビジネスにおいて、自分の弱みをどう活かすか?という点で考え方の参考になります。
何かしらの弱み=ハンディは「独自の視点」という強みになる。。^^
そういった意味で、「弱み」は「強み」。
弱みをただ克服するだけでなく、その弱みを活かして何ができるのかを考えていくと、自分自身の弱みも大切なものだと思えるようになるのではないかなと思います。