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右脳派?左脳派?〜デザイナー向け脳トレ法〜

デザイナー=右脳派と思われている

昨日、女性経営者さんたちと、一緒にもくもく会を行いました。

もくもく会の中で、お互いの詰まっている部分や悩みのシェアをした際のこと、、

いつも頭の中を整理するのが苦手だから、自分の言ったことを全部書き出して整理してまとめてくれる人が欲しい!
そういえば、寺田さんそれ得意ですよね
寺田
寺田

デザインは情報を整理して構造化しないとできないので、情報の構造化は得意ですね

え〜っ!!!デザインってそうなんですか!?なんかもっと感覚でやってたり、右脳な感じなのかと思ってました!!

そうか、デザイナーじゃない人の「デザイナー」という職種に対してのイメージってそういう感じなんだよな、、と。

確かにデザイナーは感覚に優れた人は多いのですが、デザインの仕事自体は感覚だと上手くいかないんですよね。

 

デザインは左脳から始まり右脳に終わる

思いの外左脳派なデザイナーの思考回路

デザインをする時、ざっくりとした流れはこうなります(かなりざっくりですが)。

  1. デザインをする目的を明確にする
  2. 目的に合わせて情報の優先順位をつける
  3. 情報を伝える順番を決める
  4. 構図を決める
  5. 装飾する

①〜③までは、人に何かを伝える文章を書く時と同じ思考回路です。

理論的に破綻した文章は説得力がなく目的を果たせないのと同じように、理論の破綻したデザインも目的を果たせません(そして目的の果たせないデザインはもはやデザインではありません)。

ですので、情報の整理構造化を徹底して行います。

また、構図を決める時も、人の視線がどう動くのかや、どう配置すればバランスよく見えるかのセオリーに乗っ取って決めていくので、ここでも理論的に考えて作業を行います。

デザイナーは直感的・感覚的だと思われがちですが、意外に左脳も使う人間なのです。

昨日の「景色から配色を学ぶ」の記事を読んでいただければそれをよく分かっていただけると思います。

セオリーはあくまでも「目安」

ただ、デザインを最終的に「絵」として見せる時に、理論的に良いとされているものが本当に「良い」ものなのかを見極める時には、「感覚」がとても大切になってきます。

いくらセオリーに合わせてデザインを作っても、元はと言えば人の「美しい」と感じる「感覚」便宜上理論化したものが黄金比率や色彩理論だったりするからです。

最後の最後に決めるのは「感覚」です。

 

感覚派デザイナーさんにおすすめの筋トレ

そんなわけで、デザイナーは左脳も右脳もフル活用する職業な訳ですが、デザイナーさんの中には、「私は右脳に寄ってるかも、、(汗)」と感じてらっしゃる方がいるかもしれません。

実は今まで出会ってきたデザイナーさんで多いお悩みが、

「感覚でそれっぽいものは作れるけれど理論立てて考えるのが苦手で、結果作ったものがなんか素人っぽくなってしまう。」

「一度作ったものをもう一度作れって言われた時に再現できない。毎回つくる時に『初めての感じ』になってしまう。」

といったことなのです。

そこで、右脳派デザイナーさんにオススメの「デザイナーの脳トレ」的なものをご紹介しようと思います。

デザイナー向け脳トレ1:文章の要約トレーニング

長文(新聞記事がベスト)を、140文字、400文字、800文字の3種類に要約をする

これは私が学生の頃にやっていたことで、めちゃくちゃ読解力と文章力が鍛えられました。
1種類ではなく3種類同時に要約するのがポイントで、これを行うことで情報の取捨選択&優先順位を決める力がつきます。

デザイナー向け脳トレ2:デザインの構図当てクイズ

バナーやポスターなどのグラフィックデザインを見て、定規などを使わずに目視で構図に何のセオリーが使われているかを当てる

慣れると見るだけで黄金比か白銀比か三分割かなど分かってきますし、目視で構図を決めても綺麗にまとまるようになります。

デザイナー向け脳トレ3:色彩トレーニング

「この色をつくる」と決めて、マゼンタ、シアン、イエロー、黒、白の絵の具を混ぜて色を作る

最近ではデジタルが普及して「絵の具」を使うことがなくなりましたが、色の感覚を理論的に理解するには、絵の具を実際に混ぜて、何色をどれくらい混ぜたらどんな色になるのかを実際に体感するのが早いです。

デザイナー向け脳トレ4:鉛筆デッサン

静物を鉛筆でデッサンする

テーマ決め→観察→分析→表現。やはりこれが基礎です。
デッサンをするとものの見方が変わります。
光と影の関係がよく理解できるし、時間帯によってどう光が変わるのか、ものの素材によっての反射の仕方がどう変わるのか、が分かります。
これを理解しておくと、デザインをする時にも色のトーン、コントラストをどうつけたらいいのかが分かりやすくなります。

デザイナー向け脳トレ5:紙のノートを使う

勉強会や会議でのメモをパソコンを使わずに紙のノートにボールペンでとる

特にバナーやチラシなどのグラフィックデザインにおいてですが、限られたスペースの中に必要な情報を綺麗にレイアウトする必要があります。
そのためには、普段から空間を設計する力を鍛えておく必要があります。それに最適なのが、書き直しができない「紙のノートにボールペンでメモを取る」方法です。

 

以上、右脳派デザイナーさんにオススメの脳トレ方法でした。

 

いきなり全部をやるのは難しいと思いますが、何か1つ試してみて、面白いと感じたものを継続して続けてみて欲しいなと思います。

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
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寺田 彩乃
オフィスしやすく代表|目に見えないものや分かりにくいものを「見える化」することで、問題を解決する「見える化コンサルタント」|個人&法人向けに「デザインの先生」をやってます|大阪教育大学でデザインと教育について学ぶ→デザインに7年・マーケティングに4年従事→独立|この世の「生きにくさ」をなくしたい|